- 1919年4月、東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科塑造部に入学。最もお金のかからない官立学校だったのが、美校を選んだ理由と語っている。
- 指導教官は建畠大夢。彫刻科の同期には、小室達、三澤寛、江波知彰など。油彩画科では、小泉清、岡鹿之助など。
- 1924年3月、卒業。その年の二科展、翌々年の院展に出品したが、いずれも落選。官展の写実重視の風潮には批判的であった。
- 1927年2月、丸善画廊で初の個展(彫刻30点を展示)。美校では塑造が専門だったが、この頃から木彫も手掛けるようになった。
- 戦災などで失われたため、この時期の作品で残っているものは多くないが、出品作の「マスク」は貴重な作品である。