2020年8月24日

HH役得:ノチャボン(中島格さん)

今回の展示では、お越しいただいた方々のバックボーン(あるいは興味の対象)の幅広さからも土方の多様な魅力を再認識させられる企画となりました。中島敦ファンの方にも数多くご来場いただきました。そして、中島格(のぼる)さんです。
ひとわたり会場をご覧になって、帰り際(?)に「僕は、生前の土方さんにお会いしたことがあるんですよ」と仰って、「個展の会場にウィスキー持って行ったこともある」と。お話をうかがってみると、中島敦のご次男だと。そいえいば、丸眼鏡の風貌が、写真で見た中島敦に似ているような気も、、、もっと明るい感じ(?)ですが。

中島敦は、南洋滞在中に土方と親しくなりました。その間、日本に残した家族に宛てて多くの便りを送りました、何冊かの本でも紹介されています。それを読んでいたので、ああこの人がノチャボンなんだ、と(すいません)。
母上(たか夫人)に言われて、土方の個展を訪ね、母から預かったお金で水彩画を買ったこと、「買います」、「あげるよ」と押し問答になったこと、ご子息が卒業論文で土方久功を研究されたことなど、色々とうかがいました。
今回は、神奈川近代文学館からお聞きになったとのことで、「そりゃ、行かなきゃならんだろう」とお越しいただいたそうです、ありがとうございました。