2019年4月24日

とほる通信「小室達作品に囲まれながら」

今回は、クライドファンディングでも大変にお世話になった柴田町出身(現在、石巻市に赴任中)のSさん(ギャラリー特別サポーター?)からの情報です(写真とも)。
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「小室達生誕120年展」が開催されている宮城県柴田町の「しばたの郷土館」の展示室からレポートです。
個人的な見解ですが、今回の企画展の第1部は、ギャラリー南製作所が取り組んだ、小室達作品のブロンズ化の成果報告です。
第2部は、東京での作品展開催以降に発見された小室達作品の展示です。
小室達が亡くなる前年の昭和27年に制作された木彫3点は、見事です。(そのうちの1点は、私が寄託している白拍子ですが)
木彫の元になった石膏像は、しばたの郷土館にありましたが、同時期にその作品が見つかり、一堂に会するのは、すごいことだと思います。
今回は、木彫と石膏像が並べて展示してあるので、ビフォー・アフター的に見ることができます。
個人的には、小室達と昭和初期に交流のあった高橋英吉の出身地である石巻で二人の作品展が開催されるのが夢です。
その辺のことは、また次回。
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