アイライのアバイの近くに旧日本軍施設があり、戦車や高射砲などの遺物が残されていた。一応、パラオ空港に近い観光名所になっているらしい。
その近くの道路沿いに、タロ芋田圃を発見、土方久功が好んで描いたパラオの原風景がそこにあった。ギャラリー所蔵品の水彩画と同じ光景だった。コロール島に戻り、パラオ国立博物館へ、2Fの日本統治時代の展示の中に、土方久功の作品を集めたコーナーもある。敷地内には、アバイが復元されている。隣の資料館(元博物館)は、日本統治時代の測候所の建物を再利用したものとか。
近くには、旭球場(ナイター設備つき)、裁判所(旧南洋庁舎)が健在だった。旧首都の街の中心地に、日本統治時代の面影が少しは残っている。