2025年10月6日

アート研究会第9期vol.2終わりました

「現代アート10講」を読む。今日は、参加者による発表2回目。「抽象主義と絵画、あるいは絵画以上のもの―ポロック、ニューマン、ロスコ」を阿部秀治さんが、「現代工芸とデザインの地平―クレイワークとうつわ」を木工作家の藤大輔さんが発表してくれました。それぞれ発表者の個性が滲み出た素晴らしい内容でした。

議論も活発に交わされ、充実した時間を持つことができ、感謝です。
発表者、参加してくれたみなさん、そしてナビゲート木村さん、ありがとうございました。
次回は「『現代アート10講』を読む」ラストです!
11/24(月・祝)14:00~になりました。
「美術における身体表彰とジェンダー」、「ポスト3.11の美術」が発表予定です。
単発参加、歓迎します。ふるってご参加ください。

2025年10月5日

一玄亭米多朗ふるさと独演会ありがとうございました!

贅沢な時間・・・ 真打落語家の噺を堪能させていただきました。
西糀谷ご出身の米多朗さんは、とっても気さくでホットな方。地元の噺をたっぷり盛り込んだ枕から始まり、古典落語の「時蕎麦」など、地域の皆さんと大笑いし、免疫力ぐ~んとアップしました♡


終了後も、米多朗さんの同級生や残った方々とお話が弾んで、笑いは尽きず。
米多朗さん、来てくださった地域の皆さん、そして糀谷生活向上委員会のスタッフの皆さん、大変にありがとうございました!!

2025年10月3日

俳優座劇場:土方久功レリーフ

今年4月に惜しまれつつ閉館した俳優座劇場の方からメールをいただきました。移転した本社・越谷工場の隣に、舞台装置仮組施設「Theatre Zero」が竣工し、土方久功作レリーフも移設が完了したとのことです。過去にギャラリーのブログでも記事にしましたが、無事に移設されて、一安心です。写真は、俳優座劇場からご提供いただきました。

俳優座劇場は、1954年に六本木に開場、1980年に改築、2025年に閉館ですが、戦前に土方与志が創設した築地小劇場の流れを汲むことから、70年以上にわたり土方作レリーフが掲げられてきました。ギリシア喜劇の人物像とされており、「汝は人間である つねにそのことを自覚して忘れるな」と刻まれています。
新たな設置場所は、舞台装置仮組施設という性格上、いつでも誰でも見学可能という訳には行きませんが、歴史と伝統を背景にした施設に移設・保存されたのは、とても意義のあることだと思います。いつか、また会いに行きたいと思います。
俳優座劇場:https://www.haiyuzagekijou.co.jp/
「Theatre Zero」:https://www.haiyuzagekijou.co.jp/theatrezero/

2025年10月2日

ブロンズ鋳造の技法:小室達「牡牛」

ギャラリーの企画ではないのですが、国立西洋美術館のウェブサイト(とYouTube)のご紹介です。2018年にウチでも回顧展を開いた小室達の作品が出てきます。鈴木哲也氏(小室達顕彰会)と小室達ご遺族の依頼により、有限会社ブロンズスタジオでの鋳造過程を記録したもので、小室ファンならずとも参考になります。下記ウェブサイトにはストーリー動画(前編、後編、YouTube)へのリンクも貼ってあります。ぜひご覧ください。
国立西洋美術館:https://www.nmwa.go.jp/jp/
ブロンズ鋳造の技法:https://rodin.nmwa.go.jp/stories/bronze-casting-techniques/