アートを読み解く:ヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』から
会場:ギャラリー南製作所(大田区西糀谷2-22-2)
日時:10月1日(土)14:00~16:00
ナビゲーター:木村拓也(龍子記念館学芸員)
参加費:1,000円(資料代、会場代込)
テキスト:ヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』(文庫版で60ページちょっとの文章です)
※晶文社クラシック版は古本屋で1500円くらい。晶文社ベンヤミン著作集 2が200~800円くらい。その他、ちくま学芸文庫「ベンヤミン・コレクション〈1〉」(1500円くらい)に所収あり。参加希望者には、事前にPDF資料をお送りします。
内容:これまでGMFアート研究会では、「写真論」「日本の近代美術」「身体論」とテーマを設定し、読書会を開催してきました。今回は特別編として、これまでのテーマとも密接に関連し、近現代の美術、メディアを論じる際に必携の書として読み継がれてきたヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』(1936)を取り上げます。
同書は、近代における芸術作品における礼拝的価値から展示的価値への移行、また、複製技術によって大量生産されることで失われる芸術作品の「アウラ」が論じられています。現代にも通じる重大な問題提起がなされているため、アートを読み解いていくための一つの視点を得られるものと思います。(ナビゲーター/木村拓也氏)
これまでは1テーマで3回の研究会を3テーマ開催してきましたが、今回は1回完結の特別編です。みなさんのご参加をお待ちしております。
お申し込みはギャラリー南製作所まで:2222gmf@gmail.com