新幹線自由席でお一人で福島から来られる、とても91歳とは思えない和子さんのパワーとその成してきた業績を堪能させてもらった3週間でした。土方久功、小室達から繋がったギャラリーでのご縁。今回も多くのご縁が生まれました。
たくさんの方々にご来場いただきました。ほんとうにありがとうございました!
東京・蒲田にある元機械工場を再生利用したアートギャラリーです。100平米超の多目的スペースとして、平面・立体作品の展示、ライブや実演など面白そうな企画にお貸ししています。ご来場の際は、各駅から少し離れていますので、事前に地図・経路をご確認ください。駐輪場所はありますが、駐車場はありません、近隣のコインパーキングをご利用ください。合わせて「コロナ対策のお知らせとお願い」もご覧ください。
新幹線自由席でお一人で福島から来られる、とても91歳とは思えない和子さんのパワーとその成してきた業績を堪能させてもらった3週間でした。土方久功、小室達から繋がったギャラリーでのご縁。今回も多くのご縁が生まれました。
たくさんの方々にご来場いただきました。ほんとうにありがとうございました!
秋晴れの中、佐藤和子さんの紙の糸づくり・実演ワークショップ、2回とも和子さんの和やかなリードで終始楽しくすすみました。
じゃっけ石のかわりにブロックを使った糸揉み、そしてみなさんとの糸績み、コヨリ作り、機織りの実演。みなさん近くに、というと小柄な和子さんはたちまち見えなくなってしまいます。
♦1回目の13時の回にご参加の方は、作品鑑賞はなるべくワークショップ前にしていただきますようお願いいたします。(ギャラリーは12時から開廊しております。)
♦2回目の14時30分の回にご参加の方は、1回目の終了後まで会場にはお入りになれません。(ワークショップ後に作品鑑賞はできます。)
◆ご予約の無いお客様は、作品鑑賞はしていただけますが、12時半~16時頃までワークショップによる制限・制約があることをあらかじめご承知ください。
「木づくり三味線」の創始者・奏者として国内外で演奏活動をされる、野村深山さんをギャラリーにお迎えします!世に送り出した檜三味線は2000挺近くとか。お楽しみに!
和子さんの語り口は、何度聞いてもほっこりして引き込まれます。この日はご都合によりズーム出演がなくなって🙇、かわりにウチの研究員(?)が紙糸を作る工程を説明したり、質問に答えたり、大活躍してくれました。
鈴木さんのお話をお聞きしていて、ああこの展示も自然の流れで、ご縁がご縁を呼んで生まれてきたものなのだなあと感慨深くなりました。
産経新聞の英字ニュースJAPAN Forwardに、本日記事がアップされました!
”Longevity in Action: The 91-Year-Old Weaver Redefining Aging”
https://japan-forward.com/longevity-in-action-the-91-year-old-weaver-redefining-aging/
和子さんが紙布を織るところ、ギャラリートークのようすや展示写真も載っています。
ありがとうございました!
あと、英字つながりで、和子さんが今年6月にロンドン大英博物館で講演された際の主催者(EMKP:Endangered Material Knowledge Programme、絶滅の危機に瀕する素材の知識プログラム)のウェブサイトもご紹介しておきます。
https://www.emkp.org/
佐藤和子さんの記事はこちら。
”Learn about the traditional Paper Textiles of Japan with expert Japanese weaver Kazuko Satō”
https://www.emkp.org/discover-the-traditional-paper-textiles-of-japan-with-expert-kazuko-sato/
佐藤文子さんの記事も(少し古いですが)。
”Paper people – making clothing from paper in Japan”
https://www.emkp.org/paper-people-making-clothing-from-paper-in-japan/
GMF表現ワークショップvol.4「こえ と からだ そして おと」
ファシリテーター:マリーズ
頭はいったんお休みして、私たちが本来持っている生命の力を目覚めさせましょう。
このワークショップでは、リラクゼーションのための陰ヨガと、感情や心を表現するためのボイスワークとサウンドメディテーションを組み合わせます。
穏やかな動き、呼吸法、瞑想的なアーサナで静かなヨガセッションから始めます。ヒマラヤのシンギングボウル、ネイティブフルート、ハーモニック楽器を使って音を探求していきます。
秋は手放しの時、本質的なものに集中する時です。木々のように、葉を手放し、寒くなる季節に向けて心に栄養を与えましょう。
リフレッシュしたい方、元気をチャージしたい方、どなたでも歓迎です💖
10月27日(日)14:00~16:30(開場13:45)
会場:ギャラリー南製作所 大田区西糀谷2-22-2
参加費:3500円(要予約・定員15名)
★当日は動きやすい服装でお越しください。
★お申込み・お問合わせはギャラリーまで、メールかお電話で
mail: 2222gmf@gmail.com
tel: 03-3742-0519
マリーズ・ プロフィール
カナダ生まれ、日本在住30年のマリーズは、陰ヨガとリストラティブ・ヨガを専門とする200時間WYAハタ・ヨガ・インストラクターの資格を持つ。特に陰ヨガの経絡アプローチと五大要素との関係を、サラ・パワーズとフランスのセバスチャン&ミュリエル(With Yin.yoga)から学んでいる。
大学で作曲を専攻し、35年以上にわたり様々なスタイルの楽器を演奏してきたマリーズは、10年以上前から陰ヨガのクラスでヒーリングサウンドを奏で、サウンド・メディテーションとヨガを融合させた独自のスタイルを確立している。これまでに 3枚のCDを制作している。「5 Elements」、「Morning Meditation」、「chakra soundscape with Kenji Azuma」
「音と音楽は、ストレスや混乱の中にある私たちの生活を癒す力であると信じています」(Maryse Dumas)
GMFアート研究会 第7期 第2回
アートを読み解く:絵画の内と外 ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』から
テキスト1:ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』(遠藤知巳訳、以文社、2005年) 「第一章 近代と観察者の問題」「第五章 視覚的=幻視的抽象化」
テキスト2:ジョルジュ・バタイユ『ラスコーの壁画』(出口裕弘訳、二見書房、1975年) 「序」「ラスコーの奇蹟」「ラスコー人」「人物の表現」「ラスコーの動物芸術」
※該当部分を参加者のみPDFで共有します。
※当日は、要所を書き出したレジュメを配布します。
会 場:ギャラリー南製作所(大田区西糀谷2-22-2)
日 時:10月19日(土)14:00~16:00
参加費:1,000円(資料代、会場代込)
ナビゲーター:木村拓也(大田区立龍子記念館学芸員)
内 容
GMFアート研究会の第7期では、「絵画の内と外」をテーマに「作品をみる」という行為を考察していきます。前回は、メルロ=ポンティの『眼と精神』から、〈外なるもの〉へ向けられたまなざしが、自らの内に返ってくることで、むしろ「画家のほうが物のあいだから生まれてくる」という現象学的な絵画論について考察しました。
今回は、二部構成としまして第一部が前回の振り返りと、視覚文化論の重要書とされるジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』(1990)を読んで、近代的な「視覚」について再度考察します。そして、第二部においては、起源を原始美術にまでさかのぼり、ジョルジュ・バタイユ『ラスコーの壁画』(1955)から、「人間と世界との交歓である」とされた洞窟絵画と「見ること」について考えを深めていきたいと思います。
単発参加可です。意欲あるみなさんのご参加をお待ちしております!