2024年3月25日

予告:4/20(土)GMFアート研究会第6期を開催します!

GMFアート研究会 第6期
アートを読み解く:日本文化論 「あいまいな日本の私」の所在

会 場:ギャラリー南製作所(大田区西糀谷2-22-2)
日 時:4月20日(土)14:00~16:00
参加費:各回1,000円(資料代、会場代込)
ナビゲーター:木村拓也(大田区立龍子記念館学芸員)
テキスト:ロラン・バルト『表徴の帝国』(1970)、宗左近訳、ちくま学芸文庫
ページの半部くらいが参考図版です。
サブテキスト:谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(1933-34)(新潮文庫、角川ソフィア文庫ほか)当日は、要所を書き出したレジュメを配布します。

内 容
GMFアート研究会の第6期では、「あいまいさ」をテーマに日本文化論の視点からアートを考察していきます。かつて大江健三郎が「あいまいさは、日本と日本人の上に、多様なかたちで表面化している」とした「あいまいな日本の私」の所在、この「あいまい」とは一体どのように捉えていくことができるでしょうか。谷崎潤一郎が日本回帰をとげていく中で書かれた『陰翳礼讃』をサブテキストに、今回は、ロラン・バルトが庭や贈り物の包み、そして、天ぷら等から日本の空虚性を論じた『表徴の帝国』を読み込んでいきたいと思います。

2021年から始まったアート研究会:真剣に学ぶことは楽しい(はずだ)、感性も重要だが、知性も大事だ。講演を聞くだけではなく、事前にテキストを読み込んで、他人の意見を聞き自分の意見を発することで、新たな角度が手に入るかもしれない、失うものもあるかもしれない、自分を更新(バージョンアップ)できるかもしれない。
単発での参加も可です。意欲ある皆さんの参加をお待ちしています! 
お申し込みはギャラリー南製作所まで:2222gmf@gmail.com