2023年6月13日

予告:7/1(土)GMFアート研究会<第4期> 第2回のご案内

GMFアート研究会<第4期>第2回目を開催します!

アートを読み解く:クレメント・グリーンバーグ「モダニズムの絵画」から

会 場:ギャラリー南製作所(大田区西糀谷2-22-2)
日 時:7月1日(土)14:00~16:00
ナビゲーター:木村拓也(龍子記念館学芸員)
参加費:各回1,000円(資料代、会場代込)

テキスト
クレメント・グリーンバーグ「モダニズムの絵画」(1965年)12ページ程度
勁草書房『グリーンバーグ批評選集』(2005年、藤枝晃雄訳)所収より
サブテキスト1
ロラン・バルト「この古きもの、芸術……」(1980年) 12ページ程度
『美術論集』(1986年、沢崎浩平訳、みすず書房)所収より
サブテキスト2(参考程度)
クレメント・グリーンバーグ「アヴァンギャルドとキッチュ」(1939年) 20ページ程度勁草書房『グリーンバーグ批評選集』(2005年、藤枝晃雄訳)所収より

※資料については、参加希望者に送信いたします。当日は、要所を書き出したレジュメを配布します。

内 容
前回のGMFアート研究会では、ミシェル・フーコーがルネ・マグリットの作品を論じた「これはパイプではない」(1967年)を読み込みました。そこで見えてきたものは、視覚的イメージによる表現と言葉による表現のあり方でした。絵画ははたして、言語にはよらない自律性を樹立することができるのでしょうか。

今回のテキストは、アメリカで絶大な影響力をもっていた美術批評家・クレメント・グリーンバーグがモダン・アートを論じたもので、モダン・アートにおいて絵画はいかに「絵画」であることから逃れようとしてきたかが語られています。一方、ポップ・アートについてグリーンバーグは、大衆文化に影響された俗悪なものとして批判しました。そこで、ロラン・バルトがポップ・アートを論じた「この古きもの、芸術……」(1980年)とともに、グリーンバーグにおける絵画の自律性について考えていきたいと思います。(木村拓也氏/ナビゲーター)


みなさんのご参加をお待ちしております!
お問い合わせ・お申し込みはギャラリー南製作所まで:2222gmf@gmail.com