ヴィラ=ロボス作曲のブラジル風バッハ1番は8本のチェロのための作品、5番はソプラノ独唱と8本のチェロのための作品で、すべてのチェリストが一度は弾いてみたい曲だそうです。北嶋愛季さんと空音舎の7人のチェリスト、ソプラノくららさんの歌が、石島栄一さんの指揮のもと、工場であった空間に瑞々しく響きわたりました。
「大勢のチェロの響きが、かつてこの場で動いていた機械の鼓動を感じさせ、また新たな命を吹き込む躍動感をつくっていければ」と仰っていた空音舎の田中さんの思いがそのままに結実した素晴らしい時間となりました。
ご来場のお客様、演奏者のみなさま、本当にありがとうございました!