2017年3月1日

猫犬プロジェクト

今回の土方久功展では、ギャラリー所蔵の土方の木彫、ブロンズ、絵本、民族学資料のほか、
土方の人気作品(?)「猫犬」をテーマに実験を企てました。
5人の作家による、5種類の異なる素材による、5つの「猫犬」がお目見えします。
青野正
彫刻家。1955年徳島生まれ。東京造形大学彫刻科卒業。鉄を素材とした作品で多くの賞を受賞。各地で個展開催、モニュメント設置など多岐に渡り活動中。昨年は当ギャラリーにて個展'Steel's Ash'開催。

有田依句子
造形作家。大田区在住。主に石粉粘土を素材に、人物、動物、またはそれを組み合わせた架空の生物を制作。11月に個展開催予定。

佐藤みのり
大田区在住。子供の絵画造形教室・アトリエぞうのみみアシスタント。創作キャラクターを中心としたイラストレーション、繊維の感触を生かしたぬいぐるみ等を制作している。

島崎園子
少し前まで大田区在住。「空間」を作品として作っています。その場所で頭を空っぽにしてボーッと景色を見て過ごす、そんな作品です。今回の素材は番線(針金)。

山田春美
ガラス作家。千葉在住。女子美術大学工芸学科ガラスコース卒業。同大学工芸学科研究室に助手として勤務したのち、作家活動を始める。ギャラリーでの個展、グループ展への参加を中心に活動中。