2018年2月23日

氷の楽器コンサート~夜の部

夜には、一般のお客様に向けてのコンサート
ギャラリーでは初めてケータリングでの軽食が振る舞われる中で、
峯モトタカオさんによるハンドパンの演奏から始まりました。
宇宙船のような楽器から出る音色は温かく、優しく、とても素敵なプロローグ。

夜の帳が降りて、氷がさらに光を増して輝きます。
テリエとマリアの二人が、また私たちを深い何かと融合させる場所に連れて行ってくれた45分間。
氷のホルンは生きものの胎動のような、叫びのような音。
心の深いところに響き、解放させてくれるようです。 
そして背後から、体の中を流れおちるような水の音につつまれます、、

氷はギャラリー前の広場でゆっくりと、自然に還っています。
北向きなので、今もまだ溶けずに残っています。

春には島嶼部、夏には奥多摩、秋にはまた都心に戻り、1年かけてテリエさんは様々な素材で
「東京の音」を探し、楽器を創り、表現されていかれるそうです。
冬の第一弾をこんな素敵な形で飾ってくださり、ありがとうございました。
そして、企画・スタッフの方々、ご協力の方々、おつかれさまでした。

東京新聞の記事