昨年の小室達作品ブロンズ化お披露目展の際に、小室達ご子息の穣嗣さんにお持ちいただいたものです。花瓶の裏には「H・H・」と刻まれていますので、土方久功の作品だろうと考えられます。穣嗣さんによると「何かでもらったんだと思うけど、ひょっとしたらウチの窯で焼いたのかも、、、」とのことでした。小室と土方は東京美校の同級生で、家族ぐるみでお付き合いがあったとのこと、そして、小室達存命中には、小室アトリエに窯を作って、焼き物を作っていたこともあるためです。
また、土方久功の姪御さんで著作権継承者のOさんにも確認したところ、土方のものだろう、とお墨付きをいただきました。「一時期焼き物とかろうけつ染めに熱を入れていたことがあったようです」とのことで、土方本人は余技・趣味的なものなので、外部に発表することは考えていなかったそうですが、、、。
いずれにしても、貴重かつ興味深いものなので、ご紹介させていただきます。次に土方展の機会があれば、皆さんにも見ていただきたいと考えています。
東京・蒲田にある元機械工場を再生利用したアートギャラリーです。100平米超の多目的スペースとして、平面・立体作品の展示、ライブや実演など面白そうな企画にお貸ししています。ご来場の際は、各駅から少し離れていますので、事前に地図・経路をご確認ください。駐輪場所はありますが、駐車場はありません、近隣のコインパーキングをご利用ください。合わせて「コロナ対策のお知らせとお願い」もご覧ください。
2019年1月23日
アート教育の現場
都内の特別支援学校、愛育養護学園で、昨年10月にギャラリーで個展をされた唯玲さんが活動されているアート教育を見学させてもらってきました。この日は即興の影絵アート。
子どもたちの自発性への信頼のうえに、先生と子どもたち、そして見ている私たちや空間のなかに生き生きと様々な創造が生まれていきました。
愛育学園の教育の基盤は「どうしてか」という問いかけにあるそうです。子どもの様々な行為の理由や原因を、子どもに柔軟に向き合いながら、いっしょに探っていくことといいます。
緑と光豊かな空間のなかで、心ある自由な校風に触れて、温かい思いで学園を後にしました。
愛育学園
子どもたちの自発性への信頼のうえに、先生と子どもたち、そして見ている私たちや空間のなかに生き生きと様々な創造が生まれていきました。
愛育学園の教育の基盤は「どうしてか」という問いかけにあるそうです。子どもの様々な行為の理由や原因を、子どもに柔軟に向き合いながら、いっしょに探っていくことといいます。
緑と光豊かな空間のなかで、心ある自由な校風に触れて、温かい思いで学園を後にしました。
愛育学園
2019年1月6日
改訂版:ギャラリー・スペース概要
- 元工場1階部分(階段、洗面所など展示不可スペースあり)
- 最大面積:10.5m×12.6m
- 有効面積:10.5m×10.8m
- 天井:高さ3.35m(鉄骨むき出し)
- 床:コンクリート(一部デコボコ、油染みあり)
- 壁:1面不定形、1面シャッター、2面窓あり
- 照明:蛍光灯、クリップ式ハロゲンライト(調光可)
- 音響:スピーカー、アンプ、ミキサー、プレイヤー(マイクなし)
- 映像:LEDプロジェクター、スクリーン100インチ
- 机:大2、小2、低1、折りたたみ長5(幅広3、幅狭2)
- 椅子:折りたたみパイプ25、丸パイプ10
- 空調:冷暖房なし(扇風機と石油ストーブあり)
- トイレ:和式水洗、洗面所あり
- 駐停車:シャッター前に約3台分(来客用ではなく搬入・搬出などに限定)
- 使用料金:1週間10万円(実質6日間)
* 1日単位、延長、学生割引など、ご相談に応じます
- 図面:下記クリック・拡大してご覧ください